事例紹介

充実したセカンドキャリアを目指して

充実したセカンドキャリアを目指して

現役時代に仕事一辺倒だったので、やり残したこと、やりたかったことを学び直したい!と好奇心が旺盛で探求好きな今別府さん。

思慮深く穏やかに話される雰囲気からは意外にも思えましたが、第二の人生を積極的に楽しんでいます。

Q1.CS神戸とはどのように出会いましたか?

再雇用の嘱託の終わった後に大学院に2年間通い、サードプレイス(※)とサラリーマンの関りについて修士論文を作成しました。その後、サードプレイスとしてNPO活動に興味を持ち、CS神戸で活動の相談をしました。
この出会いをきっかけに、2021年12月にCS神戸の「助け合いプラットフォーム」事業に有償ボランティアでとして参加することになりました。
その他にも、「NPO大学”マナビ塾”2021」(主催:NPO法人市民事務局かわにし/協力:CS神戸 他)を受講し、あすパークでは「自由演劇倶楽部”えん”」に参加して活動しています。

※サードプレイス ・・・ 家庭でも職場でもない第三の場所のことで、義務や必要性に縛られるのではなく、自らの心に従い進んで活動する居心地のいい場所。

 

Q2.第二の人生としてイキイキとされていますが、いつ頃から退職後について考えていましたか?

退職前の58歳の頃から大学院進学に向け用意を始めました。退職後は自分が好きなことをやるために動こうと思ったのです。仕事の区切りがつき親の介護も終わり、新しいことにチャレンジしてみようと思いました。

 

Q3.現在、CS神戸では具体的にどんなことをしていますか?

現在は東灘区内のあんしんすこやかセンター11か所に対して、一人暮らし高齢者のお困りごとを中心にヒアリングをしています。
これは、CS神戸がすすめている「助け合いプラットフォーム」において、地域のニーズとボランティアの担い手を掘り起こしているところです。

 

Q4.CS神戸の事業に参加して、得たものはありますか?

自分が関わってきた仕事以外の世界を知ることが出来、見聞の幅が広がっています。
Zoomでのオンライン会議や各種講座に参加しています。

 

Q5.今後、チャレンジしたいことはありますか?

自宅周辺で有志のメンバーを集めて居場所づくりをしたいと考えています。生きがい活動ステーションで開催された「居場所サポーター養成講座」にも参加しました。

 

Q6.これから退職を迎える方にメッセージをお願いします。

充実したセカンドキャリアには自分に合ったサードプレイスが必要です。「元気で活動する」ことで、これまでとは違う世界に出会い、視野を広げることができます。失敗も含めて、やってみることが大切です。

氏名

今別府 宏

loading