子どもから大人まで、年齢や性差に関係ない交流の場
絵本をテーマに交流する場「大人のための絵本くらぶ」が始まりました。
開催場所の「本屋わわわ」店主の升川さんにお話しを伺いました。
Q1.CS神戸をお知りになったきっかけは何ですか?
7年ぐらい前に初めて居場所講座を受講したことがきっかけです。その後仕事が忙しくなり、CS神戸からしばらく離れていたのですが、2021年にコミュニティ・ビジネス起業運営セミナーを受講して2022年3月に定年退職し、絵本や児童書を中心とした本屋を開業しました。さらにその場所で絵本をテーマに交流する場「大人のための絵本くらぶ」を始めようと、お世話になることが増えてきました。
Q2.交流の場を始めようと思ったきっかけは何ですか?
開業した時に考えたことが、子どもから大人まで、年齢や性差に関係なく、いろいろな絵本を知り楽しんでもらいたいということでした。絵本は小さな子どものもの、女性が楽しむものといった考えが今も根強くありますが、それだけではないことを多くの人に知ってもらいたいと思っています。戦争や平和、難民問題、SDGs、ジェンダー、科学など、現代の問題のほとんどが絵本で語られています。そういう絵本を紹介していきたいと思っています。
Q3.実際にご活動をされてみてどうでしたか?
元々絵本好きな方は、さまざまな本を持参してお話してくださいます。私も知らなかった本がたくさんあり、毎回新鮮に感じています。私自身が、一番楽しんでいるかもしれません。
また、本について話す機会、場所はあまりないのよ、と仰る方もおられて、楽しみにしていただいていることが励みになっています。
Q4.ご活動をされたことで何か変化はありましたか?
最近、男性の方が複数名、参加してくださるようになりました。根気強く続けることで、少しずつ、定着し広がりを見せていることを感じています。私も視野を広げて、絵本を見ようという意識が強くなりました。
Q5.これから活動を始められる方々へのメッセージをお願いします。
いくつになっても、自分のやりたいことをあきらめないで。どんどん新しいことに一緒にチャレンジしていきましょう。
団体名称
大人のための絵本くらぶ
氏名
升川 知子
活動内容
絵本にまつわるおしゃべりを楽しみませんか。
おすすめの絵本をご持参いただき、どこが好きか、どの文や絵に魅かれたか、あなたの『推し』を紹介してください。思い出の絵本&新しい絵本に出会いましょう。
設立
2024年3月