事例紹介

その時々にできるボランティアのカタチ

その時々にできるボランティアのカタチ

CS神戸で有償ボランティアとして介護施設の第三者評価事業をご担当いただいている岡田さん。CS神戸の賛助会員でもあります。岡田さんに活動を始めたきっかけややりがいを伺いました。

Q1.CS神戸をお知りになったきっかけは何ですか?

50代で忙しく仕事をしていた時に親の介護が必要となり、介護と両立できる仕事を求め、中央区にあったワラビーに情報収集に行ったのがきっかけです。介護と仕事を両立しながら、CS神戸とはコンタクトを取り続けていました。

Q2.活動を始められようと思ったきっかけと内容は何ですか?

人をコストと見る経済最優先の社会が行き着く先は?と思っていた矢先に助け合いや弱者支援で活躍するNPOの存在を知り、当時、JR住吉駅北側に移転していたCS神戸で週1回半日ボランティアをしてみることにしました。CS神戸の人達は明るく、楽しんで仕事をしており、また、ときおり開催されるアフター5の事務所での飲み会では中村理事長や当時の国枝事務局長のざっくばらんで軽妙な掛け合いも面白く、会社とは違う世界を知りました。

その後CS神戸で介護サービスの第三者評価を受託することになり、事業運営の経験や介護知識も活かして有償ボランティアの評価員として参加しています。

事業所にはそれぞれの思いや目指す方向があり、単に横並びで比較するのではなく、その思いに寄り添い、やろうとしていることを評価するスタイルに共感し、現在も続けています。

Q3.お住まいの地域でもボランティアをされているそうですね?

子どもたちの下校時の見守りボランティアをしています。これまでは高齢者向けの活動がメインでしたが、子どもや子育て世代の役に立ちたいと思って始めました。子どもたちはかわいく、挨拶をかわすことで自分も元気をもらっています。

CS神戸の活動に関わったことがきっかけで、助けを必要としている地域や人に対する活動が少しは肌で感じることができています。

Q4.これから活動を始められる方々へのメッセージをお願いします。

一言でボランティアと言っても、色々な関わり方があるので、今の自分に合う関わり方をするのがおすすめです。時間ができてからとか退職してからとか思わなくても良いと思います。

ライフステージに応じて、時間(活動)とお金(寄付)を使い分けたり、組み合わせたり。例えば働いていて多忙な時は寄付や会費(会費は年数千円)という形で「賛同します。応援しています!」というメッセージを送れます。

仮に自分が実際に活動するのが1団体であっても、寄付や会費という形であればその他複数の団体に同時に関わることができます。ボランティアとは自ら進んでやることで、活動であっても寄付であっても構わないと思っています。私はCS神戸はじめ神戸市内の複数の団体を賛助会員として応援しています。良い活動をしている団体がたくさんありますので、色々な団体と出会ってくださいね。

氏名

岡田 雅幸

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