事例紹介

楽しくリフレッシュできる時間から『何かやってみよう!』が生まれた

楽しくリフレッシュできる時間から『何かやってみよう!』が生まれた

CS神戸の拠点の一つ『まちづくりスポット神戸』。こちらで有償ボランティアとして活動いただいている武道由佳子さんにお話を伺いました。

Q1.まちづくりスポット神戸との関りのきっかけを教えてください。

まちスポの登録会員でもある生活クラブ生協の組合員活動をしていて、地域の組合員活動拠点の一つとして、学園都市ブランチのコミュニティルームを利用していました。

当初は前の理事が会員登録をした後を引き継いだだけで、場所を借りられるところとしか認識していませんでしたが、事務所にいろいろな案内があるのを見て、「まちづくりスポット」という不思議?な場所だということが少しずつわかってきました。

 

Q2.ボランティア活動を始めようと思ったきっかけは何ですか?

生協の理事を退任し、パート仕事に力を入れることになった時に、まちスポのボランティアスタッフでパソコンの出来る人が辞めてしまってという話を聞き、月に2回程度でもいいならということで、事務ボランティアをさせていただくことになりました。

ボランティアを始めて経験したのは、阪神淡路大震災の時です。神戸市西区に住んでいた私は、須磨までJRが開通したタイミングで、自ら何か手伝いたいという強い想いにかられて、長田区の区役所まで歩いていき、初めてボランティアをしました。自転車を使っていろいろなところを回り情報を集め、炊き出しの手伝いなどをしました。このことは、私の人生に大きな影響を与えてくれました。

 

Q3.ボランティア活動をされたことで何か変化はありましたか?

独身時代から、いろいろなコミュニティに身を置きたい質でしたので、パート仕事のモヤモヤしたり、子育てでモヤモヤしたりという世界とはまた違うところに身を置くことができたのは楽しくリフレッシュできる時間となりました。

また、様々な活動をしている登録団体の方々にお会いでき、何か自分でもやってみたいと思うようになりました。

 

Q4.まちスポのボランティアではどのようなことをされていますか?

コミュニティルームの利用管理として、部屋の掃除、利用料金の受領。会議資料の作成。広報としてInstagramやLINEなどの管理の手伝いをしています。

 

Q5.登録団体としての活動を始められようと思ったきっかけと内容は何ですか?

パート仕事での課題を見つけ、これを自分の活動としてやってみたいと思いました。

ボランティアでまちスポに来ていたことで、社会の問題や課題がよく見えるようになり、課題解決が自分のような個人でもやれるのではないかという思い切りがしやすくなりました。

それが、スマホの操作相談(beスマホ相談)です。

まずは、自分が住んでいる地域で活動をしてみようと、地域のふれまち(神戸市主催の地域団体の集まり「ふれあいのまちづくり協議会」)の活動をしている方に声をかけて、地域福祉センターでのパソコン教室でスマホ相談をすることにしました。

 

Q6.これから活動を始められる方々へのメッセージをお願いします。

まちスポをのぞいてみてください。いろいろな活動をされている団体があるのがわかります。みんな笑顔でワクワクしている人たちです。スタッフの方々も親切で優しい方々ばかりなので、何かやってみようという気持ちを後押ししてくれます。

会社とまではいかない…事業とまでいかない…でも趣味で終わらせたくない。自分の能力や好きなことが、誰かの役にたてるかもしれない。会社や組織に縛られない、自ら考え、行動する私として、まずは、初めの一歩を踏み出してみましょう!

氏名

武道 由佳子

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